順張りと逆張り!?大きく勝つならトレンドを知れ!エリオット波動から三尊まで徹底解説

CFD基本情報

「CFDのチャートってどうしてこんなにウネウネしてるの?」と思っていませんか?

実はこのチャートのウネウネには秘密があります。

この記事を読み終える頃には、今まで見づらかったチャートが意味を持った『波動』に見え、今がどんな相場の状態か理解しやすくなります。

勝てるようになるワンポイントも散りばめましたので、ぜひ最後までお読みください。

私もしっかり勉強して、取引に活かしまーす!

まずは順張りトレードと逆張りトレードを知ろう!

新規でポジションを持つとき、「今自分はどんな流れの相場に入るのか」と意識している方はどのくらいいるでしょうか?

大きな流れに乗ろうとしていますか?逆に、波に逆らって入ろうとしていますか?

まずは今、今、どちらのトレードに入ろうとしているのかを知るところから始めましょう。

トレンド相場に強い順張り

順張り相場とは、大きな流れに沿ったポジションを取って、利益を得る考え方です。

大きな流れに沿っているので、大きく負けることが少なく、次にご紹介する逆張りよりも、利益が大きくなる可能性が高くなります。

初心者のうちは特に、まずこの順張りを意識することが基本になります。

レンジ相場に強い【逆張り】

逆張りとは、大きな流れの中で、その流れとは逆のポジションを取って利益を得ようという考え方です。

たとえば相場が大きく上昇していく中で、陰線を2回つけている、ここを取っていくということです。この途中の抵抗のことを「ボラ」と言います。

数pipsの場合もあれば、銘柄によっては大きくボラが発生する場合があり、この逆張りを覚えると、ポジションを増やすことができます。

逆張りは、順張りと比べて小さな利益をコツコツ取っていくイメージなんだよ。

順張りも逆張りも極めた人の裏技!?両建てトレード!

両建てトレードとは、同じ銘柄で「買いポジション」と「売りポジション」を両方持つことを指します。

通常はこの方向に動く!と思っているから一方のみのポジションを持ちますが、順張り・逆張りともに利益を取りたい上級者には両建てトレードの道もあります。

両建てトレードはもろ刃の剣です。まずは「順張り」「逆張り」を覚えたうえで、ここぞというチャートでのみ使える場面を作ってみるといいでしょう。

チャートを見るうえで知っておきたい3つの相場とトレンド転換のサイン

現在の相場には、大きな波が発生していますか?それとも、同じところを行ったり来たりできる穏やかな状態でしょうか?相場には、大きく分けて3つのパターンが存在します。

上昇トレンド

上下の動きを繰り返しながら、直近の高値と安値を切り上げて上昇していく状態のことを指します。

下降トレンド

上下の動きを繰り返しながら、直近の高値と安値を切り下げて下落していく状態のことを言います。

[box class=”box32″ title=”POINT”]

トレンドが発生している場合には、「順張り」トレードがお勧め!

大きな波に逆らわず、波の方向に沿ってトレードをしていく方法です。この波をつかむことによって、大きな利益を得られる可能性も高くなります。

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レンジ相場

一定の高値・安値の間で現在の価格が値動きを繰り返す状態のことを言います。

[alert title=”そう簡単にはみつけられないレンジ相場”]

レンジ相場は簡単に見つけられません。なぜなら、レンジ相場の中でも小さな波を繰り返しているから。

終わってどちらかにトレンドが発生してから、過去のチャートを見ると、「あれはレンジだったんだ」と気づく場合も多々あります。

レンジ相場では、範囲の高値・安値付近での「逆張り」がお勧めですが、手を出さず、トレンドが明確に出るまでじっと待つというのも一つの手です。

実際、勝っているトレーダーはそうしている人も多いはず。

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最初はトレンド相場だけにしぼって取引するのがおすすめなのね。

上昇トレンドと下降トレンドが切り替わるサイン!?三尊と逆三尊を探せば勝率はさらに高くなる!

この三尊・逆三尊だけをねらってトレードする方がいるほど、見つけられればかなり勝率の高い手法です。

三尊とは、漢字の「山」という形で出現するもので、「トリプルトップ」「トリプルボトム」などとも呼ばれます。

三尊とは

上昇トレンドから下降トレンドに切り替わるサインです。

上昇トレンド時は高値・安値ともに切り上げていく上昇トレンドが、前回安値を割り込んで下落し、その後、戻ってきても前回高値を超えられず、そのまま下降に進んでいくときに出現します。

逆三尊とは

下降トレンドから上昇トレンドに切り替わるサインです。

下降トレンド時は高値・安値ともに切り下げていく下降トレンドが、前回高値を更新し、その後、戻ってきても前回安値を切り上げ、そのまま上昇に進んでいくときに出現します。

実際のチャートでも三尊になっている場面を見てみましょう。

図は先日の米国30のチャートです。

見事な三尊だったため、思わず写真を撮ってしまいました。

このように三尊が出たあとは急落することも多くあります。

三尊、逆三尊を見つけられると、非常に勝率が高くなる!

トレンドを見つけるのは簡単ですが、「このままトレンドが進んでいくだろう」という仮定でチャートを見てしまうと、三尊にやられてしまう可能性があります。

[memo title=”三尊を見つけるときのポイント!”]

三尊・逆三尊出現の前はトレンドが弱くなってくるのがサイン

今までは高値を思い切り更新していたのが、高値を更新する力が弱くなってきた…ということがあります。こうなってきたら要注意。

このサインを見抜くために、このあとの項目では「エリオット波動」について勉強します。

[/memo]

勝てるようになるワンポイント!「最高値更新・最安値更新」はボーナス相場!

トレード前には必ず、「本日の最高値、最安値」をチェックしておきましょう。

最高値、最安値を更新するときは、1度その付近で跳ね返されてから、トレンドに再突入していくことが多いです。

トレンド相場を見極めるエリオット波動の考え方

エリオット波動とは

相場にはサイクルがあり、値動きには一定の「波」があります。

先ほども書いたようなトレンドやレンジも、ひとつひとつは小さな「波」でできていますね。

エリオット波動は、ラルフ・ネルソン・エリオット氏が発見したテクニカル理論の一つ。

エリオットは、過去のNYダウ平均を緻密に分析することで、値動きの中に上昇と下降の波が一定の規則性をもって何度も出現することを発見しました。

エリオット波動は、特に大きな時間足で顕著に見られることが多く、大きな波をとらえるには、わかりやすいものです。

上昇5波と下降3波とは

エリオット波動の中でも、上昇の場合は5波の動きを成し、下降の場合は3波で止まるという考え方です。

これがエリオット波動の根幹をなす値動きの周期です。

「株価は長期で見れば右肩上がり」という考え方を顕著に表していることが感じられます。右肩上がりなのにどちらも5波まであったら、右肩上がりにはなりませんよね?

実際のチャートではもっと高度な見極めが必要になります。

実際には矢印よりももっと小さな波をいくつも作っているため、見極めは非常に難しくなります。

ここでのポイントは、「さまざまな時間足でチャートを見る」ということです。

15分足、1時間足、4時間足、日足など、複数のチャートを見ることが見極めのヒントです。

上のチャート図はMT4の図です。楽天証券のCFD口座なら、MT4を使って取引ができます。

1波から5波までの特徴

[memo title=”memo”]

  • 第1波=じわじわとした動きで徐々に方向性が明らかに
  • 第2波=第1波の大半を打ち消す反対方向のかなり強い動き。売買高が低下することで収束。
  • 第3波=通常はもっとも強く長い動きで、5波のうち最大値幅動くことが多い。
  • 第4波=乱高下が続く複雑な動きで高値持ち合いに近い。
  • 第5波=かなりのスピードと勢いをもったバブル的な急騰であることが多い。

[/memo]

この通りにいかないこともあるから、僕も見極めは難しいところなんだよ。銘柄によって特徴が出るから、特徴をつかんでおくのがいいかもしれないね。

3波もしくは5波まで来たら三尊を疑おう!

3波や5波のあとには、トレンド転換が起こる場合も多いので、三尊を疑うチャンスです。

常に相場の転換を見極めて、トレードにつなげましょう。

トレンドとエリオット波動の関係まとめ

いかがでしたか?今回の記事では、こんなことを学びました。

[box class=”box32″ title=”POINT”]

  • 上昇トレンド・下降トレンドでは順張りをする
  • レンジ相場では逆張りをする。もしくは触らない
  • 本日の高値・安値付近はボーナス相場
  • エリオット波動は「上昇5波・下降3波」が基本
  • エリオット波動を知ると、三尊・逆三尊が見つけやすくなる

[/box]

まずはこの記事に出てくる内容を見極められれば、大きな流れを見抜けるようになります。

チャートと向き合う時間が長くなれば、いろいろな波動が見えてきます。

ただし、すぐエントリーしてしまう「ポジポジ病」は厳禁。

今日この記事を読む前と後では、チャートの見方が変わってくるはずです。

「今チャートはどんな状態なのか」「どうなったらエントリーしたいのか」を常に考えてチャンスを待ちましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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